いつかは見ようと思ってたけどずーっと見てなかった。
酷い鬱映画だと聞いていて、受け止められるだけの余裕がある元気な時に見ようとか思ってたけど、まあ見なかったよね。
今回友達に背中を押されて思い切って鑑賞。
なんなのこれ。……なんなのこれ。(混乱)
全く救いがない。
理不尽な裁判で、裏切り者の泥棒警官との、既に破綻してる約束を守り通したこと、息子の為だけに嘘の供述を貫いたこと。
唯一の生きがいだったミュージカル、どんなに苦しくても、信じられないほど悲惨な事件に巻き込まれた直後でも、ミュージカルだけは心を安らげてくれた。主役を降板し舞台にはもう二度と立てないであろう彼女が、最後の最後に立つ舞台と、その幕引き。
割と耐えられてたつもりだったけど、最後の衝撃でトドメ刺された感。何も言えない。(結構言ったな)