「しとやかな獣」に投稿された感想・レビュー

ngsm
ngsmの感想・レビュー
2017/01/13
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DVDにて

去年履修した映画の授業でオープニングだけ見て、劇伴が実験的すぎて度肝抜かれた作品。2017年に見てもかなり新鮮

団地に住み、家族ぐるみで人を騙して金を集めようとする家族と、その被害にあう人と、その家族から更に金を奪おうとする人が集まるブラックコメディ

若尾文子をはじめ、登場人物の一筋縄じゃいかない感じとトリッキーな演出が頻繁に飛び出すので、団地の一室からほとんど外に出ることがないということを忘れてしまうほど飽きないで見てられる。
もんてすQ
もんてすQの感想・レビュー
5日
3.8
『腐る寸前の果物が、妙に甘酸っぱいのとおンなじですよ』

団地に住まう、黒いサザエさん一家

表層的にコメディの様で、その深層を覗けば恐ろしい闇が見え隠れしている

「また、あんな生活を送りたいのか!?」というセリフの「あんな生活」の詳細は劇中の最後まで語られることは無いのが怖かった
チャランポランスキー
チャランポランスキーの感想・レビュー
2017/03/07
5.0
狭い部屋なのに画に奥行きがあってバリーションも豊かで、なによりスタイリッシュでかっこいい。
highland
highlandの感想・レビュー
2017/03/05
3.8
狭い空間内で窃視アングルを切り替え続ける
tk33220
tk33220の感想・レビュー
2017/03/04
3.8
この窮屈な団地内でよくもここまで広がりを演出できるかと驚く。カメラポジションのアイデアが秀逸。90分近く喋りっぱなしでありながら上昇や落下にも気を使っている。時折挟まれる心理描写が惜しいのと、ラストの船越英二の落下には何かイメージが欲しい。
Hawkwind
Hawkwindの感想・レビュー
2017/01/23
3.0
舞台は団地の部屋にその周辺と限定した特異な演出。変なジャズシンガーを演じた小沢昭一など、曲者達の豪華共演。 
一応主演は若尾文子だが、ほとんど伊藤雄之助独演会といってもいい。伊藤が台本通りに喋っていたとしたら、電話帳並の厚さになるのではないかと思われるほどセリフが多い。
この頃の日活作品に共通しているが、映画内容と全くと言って良いほど一致していない映画タイトル(笑)
まりあ
まりあの感想・レビュー
2017/01/17
4.1
お父さんの喋り方が落語調
松井の天井直撃ホームラン
松井の天井直撃ホームランの感想・レビュー
2017/01/11
5.0
これぞ日本映画が世界に誇る風俗喜劇の大傑作でしょう。
久し振りに観たが、昔はこの作品の良さをまだまだ理解出来て無かったですね…いや〜、改めて見直すと凄い!そして素晴らしい。

登場人物は僅かに11人だけ。しかも、小沢昭一とミヤコ蝶々、船越英二はゲスト出演的な怪演だけに、実質的には8人と言って良いでしょう。
作品全体を占める舞台は、殆どがアパートの一室で展開される密室劇と言って良い位で、寧ろ舞台劇に近い。
新藤兼人の脚本は、“もはや戦後では無い”高度成長時代がもたらした時代の隙間を好き勝手に生き、“正直者が馬鹿を見る”弱者にだけはならない…とゆう、この時代が産み落とした《巨悪》を、一つの家族を通して炙り出す。
しばしば映し出される室外に広がる新興住宅地の風景もさる事ながら、その上空を行き来する爆撃機(セリフではそう言われている)の音にこそ、戦争の不条理さ・虚しさを表している。

出演者達の見事な演技力も在りますが、何と言っても狭いアパートの一室を逆手に取り、人間の“業”を鮮やかに炙り出す川島監督の演出力と縦横無尽のカメラアングルには、思わず「あっ!」と声を挙げてしまう程にお見事の一言です。
人工的な赤い夕日をバックにして踊る姉と弟。真っ暗な部屋で静かに祝杯をあげる夫婦。そして、それに被さるラジオから聞こえて来る、能らしい歌声の何だか知らないが迫り来る不安感。

カメラは部屋の外へ僅か数回だけ出るだけで、この部屋に行き来する出演者達のアンサンブルと、幻想的な階段を上がる若尾文子演じる悪女に、階段を下りて行く哀れな高松英夫が印象的。
でも群を抜いて素晴らしいのが、伊藤雄之助と山岡久乃の詐欺夫婦。
もう素晴らしすぎる(笑)
ラストで「もう駄目だ!」と悟る山岡久乃の、何とも言い難い表情は圧巻の極みです。
マツモトミノル
マツモトミノルの感想・レビュー
2016/12/26
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やべえ昭和ブラック。
くんふー
くんふーの感想・レビュー
2016/12/11
4.3
1部屋だけでこんな面白い映画が出来るのか。あの子ども2人は悪い けど、なんて親孝行な子どもたちだろう。
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