ジョージ・クルーニー主演のディザスター映画。
91年に実際に吹き荒れた大嵐が基になっている作品です。
ヤマ師なクルーニー船長の下、今回でもう漁は終りやで的なマーク・ウォールバーグなどが漁船に乗り込みます。その中にはジョン・C・ライリーや問題児担当のウィリアム・フィクナーなどクセのある人たちもいます。
それぞれ事情があって退くに退けない勝負に出ている男たち。前半部は彼らの漁師生活あり、ケンカあり落水事故ありで絆を深める展開になっている。
カジキを仕留めまくって一攫千金狙ったるでぇ！的な？
その漁は稀に見る大成功を収める！漁自体はね。
でもこのジャンルの映画がそれで許してくれる訳がありません。三つの嵐が合体したパーフェクトストームなる怪物が刻一刻と彼らに迫っているのでした。そんな折、運悪く保冷設備が故障！このままではせっかくの大漁が無駄に終わってしまう。彼らはこの嵐の中を突っ切る戦いに挑むのです。
嵐の中では他の舟もえらい目に遭っていまして、グッドエンドコースの救助活動が描かれています。主役たちの舟だけなら時間が持たないのかヘリレスキューの活躍も描かれていたりも。
クルーニー号？もそんな嵐に翻弄されて船は絶叫アトラクション状態。
ほとんどサーフィンをしているような感じになっていて、四方八方から襲ってくる大波にボコボコに殴られて船は徐々に破壊されていきます。
この映画を最初に観た時は凄まじい嵐の海に手に汗握りました。改めて観るとあれ？そうでも無いかな？って印象。ドラマもちょい物足りない。
公開時はジョージ・クルーニーがイケイケだった頃でこの映画も注目されてた印象が残ってます。
