おらんだ

赤ちゃん泥棒のおらんだのレビュー・感想・評価

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)
3.6
ニコラスケイジにまだ髪がある頃のお話。

元強盗常習犯と元婦人警官が結婚。幸せな生活を送っていたが妻に子供が出来ない事が発覚。深い悲しみを味わう。そんな折、街で五つ子誕生のニュース。夫はその内の1人を盗みに行く。

盗まれた赤ちゃんを巡って起きる騒動喜劇。赤ちゃんに多額の賞金が掛けられた事によりドタバタが加速。賞金目当ての脱獄囚や、バウンティハンターに狙われる事になる。この辺りの展開はコミカルかつ、疾走感があって面白い。登場人物も皆どこか憎めない感じで、見ていて嫌な気分にはならない。

赤ちゃんを通して人物が変化、成長していくのも楽しい。夫妻は勿論の事、誘拐しようとした脱獄囚達にも赤ちゃんを通して心情の変化が見られる。こういうのを見ると、性善説ってのも案外間違ってないんじゃないかと思う。

最後は子供を産む、若しくは育てる資格とは何ぞやということを問いかけられる。主役の夫婦には何が足りなかったのか。まだ遠い未来になりそうだが、準備はしておこうと思った。