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おおかみこどもの雨と雪の理事長のレビュー・感想・評価

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
4.7
✒️あらすじ
19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこどもとしてこの世に生まれたのだが、そのことは誰にも知られてはならなかった。人目を忍びながらも家族四人で仲良く都会の一角で暮らしていたが、ある日、一家を不幸が襲い…


✒️感想
あぁ...これはとても凄い作品。

とても母子愛に溢れたファンタジー作品で、物凄く感情を揺さぶられる作品です。

花(母)の受け入れる力と雪と雨に対する愛情には恐れ入りました。かなり理想的で、もう少し自分を甘やかしてもいいんじゃないかと思いましたが、とにかく花が良い意味で強すぎますね😳
子供のために自分が出来ることを精一杯やる、子供が自我を確立させていくことに対して戸惑いを感じながらも最後はきちんと認めて、ただただ子供たちの健康を願う。

いやー脱帽。子持ちじゃないけど脱帽。いや子持ちじゃないからこそ脱帽するのかな...?🤔
ここに関しては自分が家庭を持って子育てを経験してからまた考えよう🤔🤔🤔

でも子育ても経験していない人に対して、子供のコンプレックスやアイデンティティーをオオカミにオマージュさせながら、子育てや愛情の注ぎ方が分かりやすいように構成されてるのはさすが細田守としか...😯

親離れのシーンで遠吠えとかもうカタルシス感じてツーっと涙が流れていきました🥹
あぁ凄い作品だ😳


✒️作品情報
『おおかみこどもの雨と雪』は、スタジオ地図制作の日本のアニメーション映画。

細田守監督による長編オリジナル作品第2作。本作で初めて自ら脚本も手がけた。
物語は主人公である19歳の女子大学生と「おおかみおとこ」との出会いから、恋愛、結婚、出産、子育て、そして二人の間に生まれた"おおかみこども"の成長と自立までの13年間を描いた作品となっている。
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