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おおかみこどもの雨と雪の1234のネタバレレビュー・内容・結末

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

湿っぽい情念でなんとかするので疎外者としての当事者意識がないとついていきづらい ストーリーをふくめて観客がいちいち補完しないといけない
『バケモノの子』も似てるがそっちでは多少改善

細田は献身的な女(母とか彼女)に男が救われるて話が好きだな 『バケモノの子』では、女のいない一郎彦が報われなくて、そのことにコミュ障の友達がブチギレてたことを思い出した
雪が早く大人になりたいて打ち明ける次のカットでママはドロドロになって雨を探してるの不憫すぎる 雪はぜったいメンヘラになる
なんで雪が語り手になってるのかまったく理解できない

雪が人間しぐさをかんばって覚えても、下着を見られると恥ずかしいということが幼少期からまったく身につかず、台風の中、保護者を待つあいだにもワンピースで体育座りをする謎の演出が深い

まったくどうでもいいがハヤカワ文庫のサイズがおかしい 岩波文庫と新潮文庫は合ってるのになぜ?
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