細田守の作品、観たのはどれも小学校低学年のときくらいで、この映画も、重くて悲しい話ということ以外ほとんど内容を忘れていたのですが、、
フォロワー様のおススメがあり、久しぶりにこの映画のことを思い出したのと、ちょうどWOWOWにきていたので観てみようかと。
やっと長かったテスト期間が終わったというのに、すぐ体育祭。
束の間の休息であるこの土日に気になっていた作品を観てしまおうと昨日思ったのですが、家に帰り猫に餌をやるや否や、ご飯も食べずすぐに爆睡してしまいました、、
テスト期間中は徹夜の日々だったので疲れがきていたのかな
ここまで寝たのは初めてだったので起きたときは、自分が何をやっていたのか思い出すのにまじで10秒くらいはかかりましたw😅
なんの話だこれww
長くなりましたが、映画の感想に入ります。
当時この作品に対して抱いていた、重く悲しいというイメージは今観てもありました。
でもこの歳になって観るとやはり得るものや感じ方が全然違いました。
母親の強さやそれが子供に与える影響、歳を重ねるごとに固まっていく自分の意思、
オオカミと人間との間で揺れる2人の子供の葛藤....
この映画に込められた思いをたくさん吸収することができました。
悲しいというネガティブなイメージしか持っていなかったのですがただ悲しいだけじゃなく、映像の美しさはもちろん、人との関わり合いや家族の絆、登場人物のそれぞれの成長など、たくさんの要素が詰まったヒューマンドラマ映画だということに気づかされました。
所々特に必要ないと思ったストーリーだったり、逆にもっと掘り下げてほしいと思うところもあり、登場人物の会話が少し奇妙で不自然に感じたりもしたのですが、それでも良い映画だと感じました。
「サマーウォーズ」も当時観たときにコンセプトや雰囲気は大好きだったんだけどストーリー内容やキャラクターがあまり好きになれなくてそれ以降正直毛嫌いしていた細田守監督だったのですが、この映画で彼の作品に対する感じ方が変わりました。
また近々「サマーウォーズ」再挑戦してみたいと思います!(ほんとに雰囲気は大好きなんですけどねw)