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おおかみこどもの雨と雪のmomonomamaのレビュー・感想・評価

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
4.0
切ないねぇ。
オオカミオトコが川で遺体であがってきたシーンはマジ、切なかったなぁ。なんで死ぬんよ、、、、ダメじゃん。花一人でどうやって普通でない子供を育てるのよ!!ってね。
ファンタジーなのでリアリティないのは置いといて。

お話は花の半生を娘、雪の語りで進みます。
花は大学でおおかみおとこと知り合い、恋におち、結婚して子供を産みます。
子供は雨と雪。二人ともオオカミ。オオカミとして暮らすか、人間として暮らすか。選択を求められます。

小さな小さな幼いころは雪のほうがお転婆でオオカミとして過ごしたいのかな?と見える。それに対して雨は体も弱く、おとなしい男の子。学校も休みがち。

でもあるときから変わります。
雪は学校に行くことによって、雨は森で先生に教わることによって。

そう、母である花からの影響ではなく、学校やその他の環境によって。実際、そうですよね。
大人になる時って家庭で過ごす時間より、外の時間のほうが多くて、外の環境に影響されやすい。
雨と雪もそうやって自分がどういう道を進むか決めたんですよね。

この後、、、、、花は相変わらずぼーーっと過ごし、雪は人間として普通に結婚して幸せに暮らし、雨は森でオオカミとして、、、無事に長生きできるかなぁ?
雨、切ない!!

(2016年視聴)
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