本当にその選択肢で正しいのか。判断できるのは親では無いからこそのもどかしさがある。
細田守監督作品の中でも好きな部類。
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9年前、映画館で見た本作。
二児の父となった今、子育ての大変さを知る。本作の主人公の様にいつも笑顔でいられる親でいる事は、とてもじゃ無いが出来ない。そんな聖母であるような主人公が泣き叫ぶラスト。どんなに辛いことか。
わが子と生涯で一緒に過ごす時間は、母親で約7年6ヶ月、父親では約3年4ヶ月だという。子供の成長は想像以上に早く、今一緒にいる我が子との時間は永遠では無い。
今の時間の大切さ、子離れの愛情の偉大さなどが感じられる作品。