前作に比べて一人称視点でのスピード感は増、コメディ色も増となったものの、カーアクションの比率は減。故に前作よりも爽快感は少なくなった印象。前作のコメディ要素が好きだった人には堪らない出来だと思う。冒頭のダニエルと彼女のアンジャッシュのコント的な掛け合いはツボった。
今回のミッションは日本の防衛大臣の奪還。ということもあって、カタコト日本語や日本文化がわんさか。フランス語発音での「こんにちは」=「コンニショア〜」やニンジャ、ヤクザ、柔道などなど！ど完全な間違いではないんだけど、なんだか違和感あり。映画の中の変わった日本好きの方も是非。
カーアクションに関しては、意外にも本作からネジがぶっ飛び始めている(3作目からの印象だった…！)。ワイスピよりも10年以上先んじたトンデモシーンも是非。
