実家で。
2012年の「センター・オブ・ジ・アース」の実写化作品のシリーズ2作目。
監督は「ランペイジ 巨獣大乱闘」のブラッド・ペイトン。
あらすじ
前作の大冒険から4年後、17歳になったショーン・アンダーソン(ジョシュ・ハッチャーソン「トラジディ・ガールズ」)は何者から発信された暗号無線を傍受する。元軍人でショーンの義父であるハンク(ドウェイン・ジョンソン「スカイスクレイパー」)の協力を経て、暗号解読に成功するがその暗号に示されていたのは、かのジューヌ・ヴェルヌが描いた「神秘の島」が存在する座標を指し示していた。
Netflixにて、2度目の鑑賞。
未レビューだったので。
お馴染み浦安市にある「東京ディズニーシー」のアトラクションのひとつ、「センター・オブ・ジ・アース」に着想を経た作品の2作目です。
ちなみに1作目は「ヨギ&ブーブ」の実写化映画の監督さんが撮ってて、まぁ毒っ気はないもののそれなりに面白かった印象。
けど、個人的には2作目である今作の方が好きだ。
主演は前作と同じジョシュ・ハッチャーソンなんだけど、その相棒というか実質的な主役となるのが、みんな大好き「ザ・ロック」ことドウェンイン・ジョンソン!!
もう、この時点でおぉ!!と必然的になっちゃうのがすごい。
主人公のショーンにとっては義父になるわけなんだけど、うぉい!!めちゃくちゃ羨ましいじゃねーか!!そんな邪険にするなよ!!
何だかんだで神秘の島への座標を調べた2人に加え、現地で出会ったガイドのガバチョ(ルイス・ガスマン「ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら」)とその娘のカイラニ(ヴァネッサ・ハジェンズ「フリークス・シティ」)がパーティーに加わる。
そして、辿り着いた神秘の島でショーンに向けた暗号無線を送っていた祖父アレキサンダーに、なんとマイケル・ケイン(「ダンケルク」)。
いや、無駄に豪華だな、オイッ!!
なんだろう、そういう無駄に豪華な俳優陣に囲まれ、冒険する様はさながら「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の前哨戦のよう。
動物の体格差が真逆の世界の中で、デカイトカゲが出てきたり、逆に子犬程の大きさのゾウが出てきたりと普通に楽しい。
また、ロック様の肉体美とこのシリーズの本来の方式でもある3Dを融合したギャグが強烈。
その名も「愛の胸板ダンス」!!
まぁ、要は両胸の胸筋を動かして、マッチョを自慢するっていうなかやまきんに君がやってそうなギャグなんだけど、「ちょ、お前(ショーン)、この木の実投げてみ?」と言われてその木の実を投げると「Boom!!」と胸筋で投げ返してくる…笑
バカすぎる笑笑!!けど、大爆笑!!
これ、3Dで観たかったなぁ…。
また、その後のシーンでルイ・アームストロングの「ワッツ・ア・ワンダフルワールド」の替え歌を披露したりと(流石モアナのマウイ役でいい歌声だったろだけある)、ロック様の魅力も満遍なく味わえる。
ただ、そんな中でもファミリームービーとしてのテーマ性ははっきりしていて、今作ではロック演じるハンクとガバチョ、そしてアレクサンダーと3人の大人にして父親(アレクサンダーは正確には祖父だが)が出てくるんだけど、みんなそれぞれ子どもたちのためにその父性をそれぞれの形で見せてくれる、時にはハンクとアレクサンダーのように意見が対立してぶつかり合ったり、ガバチョのように暴走してしまうこともあるけど、それでも「全部子どものための愛ある行動」として見れば、それは子どもと一緒に観ているお父さん方にも心打つ作品にもなっていたのではなかろうか。
子ども向けとは侮るなかれ、大人もちゃんと楽しめる作品になってます。おススメです。
何より「愛の胸筋ダンス」のシーンだけでも観てほしい!!絶対思わず笑っちゃって元気がもらえるはずだから!!