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バスキアのCharlieZGのレビュー・感想・評価

バスキア(1996年製作の映画)
3.5
🖼勝手に秋の絵画展🎨⑭

80年代を疾風の如く駆け抜けたNYモダンアート界の寵児ジャン・ミシェル・バスキアの生き様を描く。

ストリートからののし上がり、アートの才能が無かったらただのホームレス&チンピラ。
若さ故の怖いもの知らず、アンディウォーホルに“落書き”を売り込みに行く勇気、何者にも動ぜずマイペース、我が道に周りを巻き込んでいく求心力が凄い。

認められると人が群がって来て、商売のしがらみに縛られ、お金は手に入っても自由は無くなっていく。悪評も耳に入り、心の拠り所はドラッグだけ。
そんな悪循環に疲れ果てて行くバスキアに同情する。

1996年の作品で主演のジェフリー・ライトをはじめみんな若いが、現代から見ると超豪華出演者に驚く。
特にデヴィッド・ボウイのウォーホルはイイ感じでそっくり。

音楽もポギーズに始まりパーカーやマイルスのジャズもあり、渋めな選曲がNYらしさを感じさせ良かった。


監督 ジュリアン・シュナーベル

キャスト
ジェフリー・ライト
クレア・フォーラニ
ベニチオ・デル・トロ
マイケル・ウィンコット
デヴィッド・ボウイ
デニス・ホッパー
ゲイリー・オールドマン
パーカー・ポージー
ウィレム・デフォー
コートニー・ラヴ
クリストファー・ウォーケン
エリナ・レーヴェンソン
ポール・バーテル
テータム・オニール
マイケル・チャウ
マイケル・バダルコ
サム・ロックウェル
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