ごはんちゃん

バスキアのごはんちゃんのレビュー・感想・評価

バスキア(1996年製作の映画)
3.1
何年も前に一度鑑賞。

買って観たものの、不完全燃焼。
ドキュメンタリーの方とごっちゃになっていたというのもある。ドキュメンタリーは良かった。どのジャンルの有名人も何かもっと濃厚に作れたんじゃないかと思ってしまう。尺の問題だと思うけど物足りない。


売れた時が若すぎて中傷に苛まれてしまったのかと思うと残念すぎる。当時中年くらいだったらもっと図太く立ち回れたやもしれん。あの当時で病むなら、今の時代に生きて売れてたらもっと早く亡くなっていたかもしれない。

自由と熱量のある作品を創る彼の内面はとても繊細。人物の再現クオリティーは高いのでバスキアをざっくり知るのにはよいと思う。

2019年のバスキア展で初めて生で作品を見た時、何か不自然・違和感を感じたのは綺麗な場所での展示が作品と合わないと感じたからかな。
前澤氏が買った作品、良かった。