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「反撥」に投稿された感想・評価

めいり

めいりの感想・評価

1.9
怖くないし、面白くもないし、
なんか、間延びしてるというか…ハラハラドキドキさせるには展開がゆっくり&唐突すぎ。
加えて監督が本物の性犯罪者という作品の邪魔になる情報が常に脳内をちらつきダメだった。

「子供が怒られた後に食べるようなものが食べたいわ」
「デニッシュとココアとか」
はすごい頭に残った
桂

桂の感想・評価

-
こうなんていうか、動線を意識した画面作りだとか、かっこいいライティングみたいなのがよく感じれた気がする。
あとマジで普通に怖かった。
HK

HKの感想・評価

3.8
古いレコーダーを処分しようとしてたら見ていない映画の録画を発見。
以前から見たいと思っていたポランスキーの初期の作品でした。
若きカトリーヌ・ドヌーブ(当時22歳)が『シェルブールの雨傘』の翌年に出演。病んだ精神が次第にエスカレートしていきやがて崩壊する主人公を演じています。

終始ニコリともしないドヌーブの四白眼(黒目の周りの白目が全て見える目。コレ演技?)が尋常ではない病的な雰囲気を漂わせます。

古いモノクロ作品ながら、この後に作られたポランスキー自身の作品に限らず、他の多くの映画に影響を与えたと思われるシーンやイメージが続出。
ポランスキー(当時32歳)の非凡な才能を見せつけられる作品でした。

しかし男性恐怖症の主人公でなくても、出てくるのは男から見ても嫌な男ばかりです。
ですから自業自得と言うか男たちに同情心は湧きません。
むしろあと1人残ってるぞと・・・
あ、あの後があるのかな?
だいち

だいちの感想・評価

4.1
カルト映画イレイザーヘッドの赤ん坊のモチーフとなる"あるもの"が出てるということで鑑賞。
終始不快やったなあ、、

男性に対する嫌悪感を独特な描写で描いた作品でした。
ダイガ

ダイガの感想・評価

3.8
男性恐怖症のキャロルがどんどん精神を病んでいく話。
ほぼ密室劇、ほぼカトリーヌ・ドヌーヴのお芝居だけだけど、見応えがあって面白かった。
この映画に出てくる男性達、誰もキャロルの気持ちを考えてないから、そりゃ嫌になるわって感じ。
イレイザー・ヘッドの元ネタ?のアレは気持ち悪かった。
カトリーヌ・ドヌーヴの熱演が素晴らしい。
写真に写るキャロルの表情・視線がどういう意味を持っているのか気になるし、想像力を掻き立てられた。
ポランスキーの変態性が遺憾なく発揮されている作品。内容は至ってシンプルなものだが、そこには後年のサイコスリラーの名作たちの旨味の素のようなものが詰まっている。数多の文化人たちが自らのATBに本作を選ぶのも納得。非常に研究しがいがあり、なんどでも観たい作品であることに間違いない。
ちろる

ちろるの感想・評価

4.0
カトリーヌ・ドヌーブ演じる主人公キャロルがどんどん病んでくると言うよりは、はじめからもう随分な病み系。
笑わないし。言葉もほとんど発しない、そんなドヌーブが美人だけどほんと不気味。
長編三分作品の中ではこれがダントツでサイコスリラー度高い作品です。

極度に同居する姉に依存して男のデートさえ姉と夕飯食べるからと断る。
姉が不倫にうつつを抜かし始めると、より一層キャロルの日常は精神と乖離し、仕事でとお客様を怪我させてしまうほどに。
姉を奪った既婚者の男への嫌悪が、やがて「男性」そのものへの嫌悪と変わり、それでもそのフランス人形のような見た目の美しさがキャロルをほっとくはずもないから事態は残酷な方面に。
訳もわからないままサイコな行動と出るキャロルはもちろん恐ろしいが、度々登場するウサギの丸焼きのカメラアップがなんともグロテスクだから食事前はご注意を!

また、キャロルの妄想パートと、現実パートはとても曖昧で、引きこもるキャロルの部屋の壁が崩れたり、無数の手が出たり、
ハエがたかるウサギの丸焼きとか、人形のようにボサボサのブロンドを振り乱すキャロルまで、結構カラーならトラウマ級
これに合わせてキャロルの壊れていく精神を表現するような不気味な効果音や、隣室の姉の喘ぎ声や鳴り響く電話のベルや、絶え間ない時計の針の音など、音の演出も鬼気迫るものがあります。

はじめの方はまるで抜け殻のように放心状態のキャロルが、次々と恐ろしい行為を積み重ねていく事で、満足感を得たかのように不気味な笑みを浮かべたりする表情の演技だとか、男性を嫌悪しながらもあまりに無防備なエロティックな雰囲気を醸し出すキャロルの存在感はカトリーヌ・ドヌーブだからこそ作り上げられた演技なのかも。

現実と妄想が混沌とした世界を悪夢のような映像の羅列で見せつけた本作。
すごいインパクトだったけど、日曜日の微睡で観るものでは無かったかもしれない(笑)と反省しました。
Kin

Kinの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公が1人で過ごす時間は、昔そこに居た様な懐かしく落ち着く時間だった。なんか心当たりある…
そうです自覚してますが、多分私は異常です。とほほ…

大好きなデパルマ監督の殺しのドレスの起源を凄く感じた。カトリーヌ・ドヌーブが既に殺しのドレスのボビーのモデルかと。そしてドヌーブが外の景色を見るときに下の小径にダブルが佇み、剃刀の刃が光り、剃刀で切り刻む様がまさに殺しのドレスのエレベーターシーンとほぼまる被り。

アパートや全体の印象は、ポランスキー監督自身のローズマリーの赤ちゃんやテナントにそのまま持ち越され、その他センチネル(ホラーの方ね)や、アパートメント0等も影響を受けてるなと改めて感じた。

ドヌーブは右目で表現する異常化していく演技が凄すぎです。これさりげなく挿入されるシーンだから見逃さないでね。
ああ、既にまた観たくなってきた。
Leaf

Leafの感想・評価

3.6
男性恐怖症の女性がおかしくなって行く様を描いていく。
目で始まり目で終わる。一体彼女には何が見えているのだろうか?

最近の作品を見慣れてしまったせいか、どうしても演出面などで地味な感じはしてしまいましたが、動作と表情で伝わる狂って行く様子は情報を絞られてたが故に生っぽかった。
あと壁に映る影の使い方が面白くて笑った。

難しいのはわかるけど、あれだけ自分のことわかってくれない人に囲まれてるとそりゃあねという印象も受ける。
なんと言っても醜悪さを濃縮したような男たちは見るに耐えない。時代の影響もあるかもしれないけど、自分勝手過ぎだし流石にひどいやろ!

終盤の展開は目まぐるしく、目が離せなかった。
それでも、どんだけやつれていってもカトリーヌ・ドヌーブはずっと綺麗だった。
この人もまた白黒であってもとても映えててすごい。
セリフも少なめな印象ながら、その姿がすごく印象に残っている。
みーる

みーるの感想・評価

4.0
1カット目からポランスキーっぽさ前回。
見せない怖さだったり、多くを語らないことで逆に色々と思考を巡らせてしまう作品。
不穏なカットと音楽がふんだんに取り入れられてるのに何故か美しさもあり。取り憑かれたように最後まで見入ってしまった。
カトリーヌ・ドヌーヴ美しいなぁ。徐々に精神に異常をきたしていく様を表情や仕草で明確に伝えてくれるのも流石だった。
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