るい

男はつらいよ 寅次郎と殿様のるいのレビュー・感想・評価

4.0
Netflixのが画質よかったな、使い勝手あんまし良くないけど
ってことで19作目
今回の夢、かなり渋いなぁ、その昔嵐寛寿郎さんが演じてた元祖日本のヒーロー、鞍馬天狗ですか、まさかの寅さん殺陣もこなすとは、鞍馬天狗といったら拳銃もつかうのだが使わず刀のみ‥‥今回はカメラマンの邪魔をするオープニングの寅さん
とらやでは立派な鯉のぼりを上げるみんな、トラと名付けられた、源公が拾ってきた犬、名前をポチに変えようかなんて話をしてると、今回普通に寅さん帰還、満男に土産を買ってきたとそれが小っちゃい鯉のぼり、みんなはこのあと起こるであろう一騒動を避けようとするもタイミングの悪いタコ社長のせいでバレて寅さん拗ね出す、いつぞやのメロンのデジャヴ、とにかく爆笑、少し寂しげな寅さん、夕日の鯉のぼりを見ながら黄昏れるちょっと絵になるカット、夕食時まで鯉のぼりイジリをかますみんな、さらに追い討ちをかけるかのごとくトラ(犬)のこともばれ、さらにタコ社長の爆笑タイミングパート2で完全に機嫌を損ねた寅さんは早々に出て行く。
おばちゃんのだからポチに変えたほうがいいじゃないかのオチに爆笑。
出てった寅さんは、四国で叩き売り、愛媛は伊予大洲の旅館で寂しそうにしてた女の人に寅さん、カッコつけて夕食に鮎を彼女にプラスする、それが縁で会話を始める、彼女の故郷が偶然にも葛飾区の堀切だという、ちょっと嬉しそうな寅さんがまたいいな。
翌日、気前よくしすぎて、お金がスッカラカンに、なけなしの500円を落として、それを拾った老人と出会う、またこの爺さんが面白いんだよな、ちなみにこの老人役が冒頭の夢の鞍馬天狗で自分が解説をしました、嵐寛寿郎さんなんですね、だから今作が鞍馬天狗の夢だったと、んでこの爺さん実は凄い人でまさかの当主、そう大洲の殿様なのです。
案の定寅さんはそこで贅沢三昧して、さくらに電話、三木のり平さんとのやり取りがまた面白い。んで殿様は勘当したうえ最近亡くしてしまった東京にいると思われる末の息子の嫁、まりこに会って思い出話をしたいと涙を流す。寅さんは東京戻ったら探してやるよと、殿様感激。なんとしてでも寅さんを追い返したい三木のり平、ついに殿様の逆鱗に触れる笑笑ここでの三文芝居みたいなのが超ウケる、おのれ‼︎上野介って笑笑🤣🤣
っで変わって柴又、満男が帝釈天で源公とチャンバラやって御前様に叱られる。
っでとらやに殿様が訪ねてくる。寅さん守れもしない約束をしたもんだから、帰ってきて早々悩む。しかし殿様のことを思うと寅さん、探そうと、さあ大変だぞ
帝釈天にデカデカと貼り紙するわ、片っ端から聞き込みを開始、源公とフラフラになるまでやるとは、バカなんだかすごいんだか、それにしてもマドンナがあの一回きり以降まだ本格的に出てこないとは珍しい。
寅さんは罪の意識を感じて旅に出ると行ったとたん、あの彼女と再会&名前がまりこさらに大洲で死んだ主人がいた、奇跡の合致🤝殿様が会いたい人をついに見つける。
今まで爆笑だったのが急に感動🥺とにかく慌ただしい回だな今回は、殿様と微笑ましいな。
そんでもって案の定、鞠子に惚れだす、遅いよー寅さん。んで殿様から手紙がきて内容が鞠子と結婚して、こっちに来て欲しいと。
しかし鞠子本人は考えさせて欲しいと、実は今働いてる会社の人と再婚を考えていると、しれーっと今回振られましたね。寅さんの寂しい感じったら、皆んながさりげなくフォローしてくれてるのもなんか良かったな。にしても寅さん可哀想だったな、無理してるけどちゃんと人のことも思ってくれる。本当寅さんにはいい人と結ばれてほしいなってそう思いましたよ。
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