第19作。
完全に殿様の話。というか役者としても役としても上手で見ていて清々しい。
冒頭は殿様に合わせてか、もう洋画パロディに飽きたのか、いつも通りに時代劇。かわりというか、テーマ中の荒川の撮影は連続して前作と同じモチーフが使われていた。今更ながらチャップリンを模してるんだな、と。
本編は殿様と息子の嫁との帰り際が画として美しく、これで終わった方が良かったとすら思った。
後半は嫌な大人を出しつつも、やはりというか拾わず、残りはいつもの振られで久々にきちんと落とした感じで王道のパターンに久々に戻ってきた。
