本作も私にとって大切な一本。
20代後半に名画座で初鑑賞し、げんこつを喰らわされた。
当時、映画鑑賞と同時進行でありとあらゆる映画関連の書籍を読みあさり、どこかバリバリの商業映画を斜に構えて捉えるようになっていた。
本作を鑑賞したお陰で、映画の内容によって自分の中にある鑑賞回路を変換することを学んだ。
あの時期に観ていなければ、笑ったぁ～感動した～泣いたぁ～といった純粋なレビューが飛び交うような物語映画を観なくなっていたかもしれない。
久し振りに鑑賞して、シネフィルぶってたあの頃の愚かだった自分を懐かしみつつ、思い出し苦笑いをしてしまった😌🍀
