会話シーンがもったりしていたり、喜劇的な展開に音楽が不足していまいち貧相だったりするが、視線の会話、細部の強調、有意義なトラヴェリングはヒッチコックの独創性を予感させる。中盤の望遠鏡越しの間違いの殺…
>>続きを読む第一次世界大戦中を舞台にしたスパイ映画。「トパーズ」などと比べるとコメディ色が強い。
犬が主人の死を察知するカットバックなど、ヒッチコックらしい演出もあり。前年に作られた「三十九夜」よりも面白みが増…
タイトル通り、ヒッチコックのスパイものなわけです。
これはイギリス時代ですから、ここから007シリーズへと繋がるのかはともかく、敵同士が戦わずにまずやたら皮肉たっぷりに喋るのは共通点。
今や我々ミッ…
このレビューはネタバレを含みます
知らぬ間に死んだことにされていた小説家ブロディ。
Rに、アシェンデンと名を変えられた挙げ句「コンスタンティノープル経由で中東に向かうスパイを捜して始末しろ」という任務を帯びてスイスのジュネーブへGO…
ヒッチコック英国時代の
古典的スパイ映画の
先駆け…。
そのサスペンスの仕掛け
は後年のスパイ映画に
色濃く影響を与えている。
「間諜最後の日」
葬式が行われている冒頭シーン。棺桶の中は空っぽ…
無くなる前にと思って買い貯めていたヒッチコックの廉価DVDをようやく見始めた、その第二弾。「三十九夜」に比べるとコメディーに寄せた分、納得できた。とはいえ今なら絶対にファムファタルで峰不二子のよう…
>>続きを読む第一次大戦中、ドイツのスパイ摘発のためスイスへ派遣された元イギリス陸軍のスパイ。妻帯者を装うため女スパイも派遣されるのだが、恋仲に発展するというラブメロ。
コメディ色が強く、戦時中の緊張感がないし…
なんだよ、面白いじゃないか!評判もさして良くなく、監督本人も失敗作と言ってるけど、これは良かった。「逃走迷路」より断然こっちのが好き。
ロマンティックコメディ×スパイもの。シーンごとにジャンルが変わ…