以前にアメリカンヒストリーXを観た(あとでレビューアップします)のですが、アメリカにおける人種間のギャング抗争を題材にアメリカの暗部を描いていました。
その流れで観ると少しは何故さまざまな人種間でいがみ合うのか?その理由が分かるような気がします。(けれど、日本人には本質的に理解することは困難ではないか、と思います)
こちらでは白人の女教師が統合教育を始めた学校でさまざまな人種が在籍するクラスを受け持って、彼らとホロコーストを学ぶことを通して心を通わせます。
歴史は繰り返します。しかし、歴史は人々に過去の過ちを教えてくれ、それを活かす術を学ぶこともできます。
ここではホロコーストという特定の人種への迫害の歴史を学ぶことで、アメリカに住みギャングの抗争を通して人種間のわだかまりを感じている学生達がお互いを認め合い、毎日のように人が死ぬ状況に対してNOをつきつける勇気をつけていきます。
そんな機会を提供し、自らを犠牲にしてまで「教育」に熱意を注いだエリンに乾杯!