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必殺仕掛人 梅安蟻地獄のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年製作の映画)
3.0
藤枝梅安(緒形拳)は謎の商人・伊豆屋長兵衞(佐藤慶)の暗殺を依頼され調査を開始した。
長兵衞が医師・山崎宗伯(小池朝雄)と密会現場を張り込んでいるところに浪人・小杉十五郎(林与一)も張り込んでいた。
十五郎はある女性の復讐の為に宗伯の命を狙っていた。
それを知った梅安は元締・音羽屋半右衛門(山村聡)に十五郎を紹介し二人で“仕掛人”として組む事に・・・。

『必殺仕掛人』劇場版シリーズ2作目。
映画版の前作に比べて善悪がハッキリしてるので分かりやすい。
誰が長兵衞の暗殺を依頼したのかよく分からない事と長兵衞の後ろ盾であるお偉いさんは放ったらかしとかいう事を忘れて見れば良い!(笑)

サブタイトルのおどろおどろしい“梅安蟻地獄”の意味も大したものでもない(^_^;)
長兵衞が逆に依頼した“仕掛人”が梅安宅に潜んで梅安と十五郎を暗殺する罠の事。
簡単に梅安と十五郎に反撃されてるしね(笑)

クライマックスの白昼堂々とやってのける“殺し”のシーンはなかなか秀逸。