セリフがほぼ無くて、異様なまでの長回し。
正直言って退屈な映画で、気を抜くと寝てしまいそうになるのだが、カメラワークは天才的。知らないうちに映画の世界観に没入してしまう。
最後まで見終わってもピ…
原題「黒眼圏」は、殴られたときの眼の痣の意味で、舞台であるクアラルンプールの政治事情を揶揄したものらしい。
舞台が台湾ではないためか、寄り集まる人々に身の置き所の無い異邦人感が漂う。暗く軽く、そこは…
言葉はほとんどないけれど、誰かが好きだったり、側にいたかったり、困惑したりする気持ちが痛いほど伝わる。あの夢みたいな工事現場にある水。ツァイさんの映画に出てくる水が好き。マットレスが街で運ばれている…
>>続きを読む初めてツァイミンリャン作品を理解できたような気が、、
植物人間の男(リーカーション)の黒い眼は無心で明後日の方向を向いていて死んだように見えるが、その黒い眼にはボコボコにされた主人公(リーカーショ…
寝たきりの生活から、現実に飛び出して自由に人に愛してもらい、また人を愛する。
歌謡曲に想いを乗せて。
いやー難しい、頭の中で整理がつかない。
女主人の息子の植物状態の男性を介護しながら住み込み…