ぐりんでる

JAWS/ジョーズのぐりんでるのレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
4.8
こんばんわ!回ってなんぼの寿司にそうろう!圧倒的庶民のフカヒレ王です🤴

たまに勘違いしてる人がいるがジョーズとは jaw(顎)の複数形。上下の顎の組み合わせの事でサメの名前じゃない
でもジョーズを名前と思うのはちょっとかわいいから直さないなでほしい

今作で登場するサメはホオジロザメ🦈
すっかり人食いザメのアイコンのようなサメだが、この映画の影響によるイメージは甚大らしい。

28歳ほどでこんな映画を撮ってしまうスピルシャーク監督の才能には驚きのあまり空いた口が塞がらない。ついでに顎が外れてしまう、ジョーずれてしまう😬

海ビジネスが一大産業の街の回りを回遊する巨大ザメ

次々に捕食される人々…これはいけねぇ!!

サメージェンシー!サメージェンシー!🚨🚨🚨😡

前半は海中に潜む得体の知れないサメへの見えざる恐怖。
サスペンス、ホラーな緊張感。
演出でいくつものフェイントをかけてくるが、肩透かしばかりで終わらせずじわじわとその姿を見せる感じが最高にゾクゾクする

眼球飛び出し丸が死の世界からひょっこりはんした際には、心臓が口からひょっこりはんするかと思った

後半は執拗な殺戮と捕食本能剥き出しのサメが迫り来る恐怖。
巨大モンスターへのアベンジに向かうさながらヒーローのごとし三人の戦士、根本的に仲悪いってのがまたいい
キャラ作りもおジョーズ

余所見しながら餌まきしてるブロディ署長。その濁った海面から、下手くそなひょっこりはんをするホオジロザメ

これだから海中は怖いんだよな…鳥肌を超越しサメ肌がたった

作り物とは言えサメ模型の迫力と確かな存在感はCGでは出せない生々しい怖さがある。海面のちょっと下くらいにうっすら見えるのが一番ゾクゾクする

まとめて、これらのあらゆる要素を、だんだんと高鳴る心臓のように煽るあのテーマはこのフカヒレを極上の逸品に仕上げた😋


感想:今もちゃんと怖いサメね。いつまでたっても色褪せないサメ映画サメね
動物に捕食される画ってほんと怖い。

こうしてみるとディープブルーは今作のオマージュが散りばめられてるサメね


ところで、サメは血の匂いが大好き。

サメが大好きな僕ももちろん血の匂いが好き。

ここで言う血の匂いってのは本物の血ではなく、心を負傷した人間の出す空気😋

ミスをし上司の帰りに怯える同僚に、その迫り来る帰社時間への恐怖心を煽るため、ジョーズのテーマを歌って聞かせる

…周囲が少し腫れ物に触る空気だったせいで、逆に和ませてしまった…ちっ😬🦈

やはり至高のサスペンシブルなテーマであるサメな