このレビューはネタバレを含みます
今更ながら、ジョーズ。
これは怖い。なぜなら、これを観たあとしばらく海に入れなくなったから。
スピルバーグ監督では珍しく、子どもが犠牲になったりと、あまり死亡フラグも立ってない所が、また怖い。
ただ本作、エンタメ映画ではあるが、今やほぼ「古典」の域に入っているようにも思う。
私の中での70年代三大超ヒット作といえば『ゴッドファーザー』『スターウォーズ』と『ジョーズ』だ。これを見ずして映画は語れないとは思うが、そう思うのは私がこの映画を初めて観たとき、まだ子どもだったからかもしれない。今更あえて見る必要はあるのだろうか。
例えばエンタメに肥えた現代の若者たちが、事前知識なしに本作を観た場合、果たして純粋に楽しめるのか。
本作を観た若者たちに、是非覚えて欲しいのは監督がスピルバーグということは勿論だが、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの名前もセットで覚えてもらいたい。
この特徴的な音楽は、もはや主役だ。
公開:1975年
監督:スティーブン・スピルバーグ(『E.T.』『ジュラシック・パーク』『シンドラーのリスト』)
音楽:ジョン・ウィリアムズ(『スターウォーズ』『インディ・ジョーンズ』)
出演:ロイ・シャイダー、リチャード・ドレイファス