このレビューはネタバレを含みます
ニューヨークから、とある島に赴任してきた警察署長。浜辺にサメに襲われた死体が打ち上がったことから、遊泳禁止を訴える。しかし夏の稼ぎで潤う島は、市長はじめ猛反発。結果どんどんサメによる被害が増え、ついに討伐に乗り出す 。
海が苦手な警察署長が船に乗り、最後一人で戦うシーンは手に汗握る。何気に 警察署長の成長物語でもある。
サメとの一進一退の戦いは、見ていてハラハラする。勝っているのに、どんどん不安になる。
最終決戦までサメはほとんど姿を現さない。直接襲う姿が出てこず、早く見たいと思いつつも、見えないことでより恐ろしい。サメだってわかってるのに(ETも、最初あまり姿表さないのを思い出した)
ただ何が怖いって、欲にまみれた市長が怖い。市長の振る舞いに、人間のエゴが見えた。
とにかく時が長い。こんなに面白い映画で、時間が長く感じられることは珍しい。(ボディーガード以来)時間が濃密すぎる。
どうでもいいが、警察署長の住む家が素敵。憧れる。