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世界の中心で、愛をさけぶの綯綯のレビュー・感想・評価

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)
3.4
11歳の僕のセカチュー考古学。

ありし日を華やいだお兄さま、お姉さま方、ごめんなさい。
僕はその頃地元で軍団を作りつつ、できたてのインターネットカルチャーに目を輝かせていて、テレビドラマはほとんど知りませんでした。


消えちゃうからカセットテープ。

特定の世代があって、転がるような急接近で、憧れるようなムズキュンがあって、冴えない男の子とクラスの人気者な女の子の構図で、突然のバカンスと桃色タイムで、突然の不幸、長めの思いはせ、不治の病、クロスオーバー、結婚式?、病の恐怖、僕らで回ってる小規模コミュニティ(セカイ系)、救いっていうか報われ。

ここまで全部回想。回想サラダ。
味が気にいるとモリモリいっちゃうよね。

今日の日はさようなら、長めの音楽と無言がある風景、同病の人が死んじゃう、





あとは砂糖とスパイスで思い入れのレシピ。

お砂糖は、助けてください!が神への祈りなこと。あとりっちゃん(感のいいガキが損する)。手品。

スパイスは、よく名前呼ぶ。雨のシーンと招き入れるための引き戸。真っ白と真っ黒。リフレインという名の天ドン。青さと隔たり。好々爺。



もう長澤まさみの話はしないつもりだったけど、そうかどうかは別として、一度魂を売れる人。

本当に殴られてる?

森山未來と長澤まさみってこの頃からのキャスティングだったんだねー。廃ホテルの説教すき。

海上の青年ジョニーがよき。そんなんでいいのかァ!

追いかけるとこの長回し、この時代は何で撮ってるんだろう。この時代の映像って解像度こんなもの?それともエアロゾル映像?

志村けんってバンドマンだったんだ現象。

天国は生き残った者の発明。

残されたものにできるのは後片付けだけ。

永遠の何分の一かの幸せ。
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