KENZO

インサイド・マンのKENZOのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
3.1
尋問シーンの軽妙な会話のやり取りや、相棒と軽口を叩いた後のデンゼル・ワシントンのガハハ笑いが楽しい。

敢えて多くを見せず語らず、行間を読ませる演出も見応えがあるが、一方で盗聴音声をスピーカーで野次馬向けに流したり、例の壁の件だったり、雑な部分とのアンバランスさも感じる。
良い面悪い面の両面に想像力を逞しくさせるというか。
個人的にはもうちょい諸々匂わせる描写があってもよかった。
ウィレム・デフォーとジョディ・フォスターももう少し見せ場が欲しかった。
多国籍多民族(音楽含めて!)が登場するのは監督らしい感じで良かったです。
DDカップという呼び方があることも勉強になりました。
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