エンポリオ

インサイド・マンのエンポリオのネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・マン(2006年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

流れた血の上に成り立った無傷の犯行現場。
人質を取った銀行強盗事件が発生。頭の切れる主犯に常に先回りされ一向に解決に向かわない事件。そして遂に、痺れを切らした犯行グループから、人質を撃つ映像が届く。事件は無事解決するのか、そして犯行の裏に隠された真の目的とは。
歴史とクライムを掛け合わせた作品、ではあったが接合部の面積も相性も合致していないような、あまりバランスが取れていないような印象を受けた。あれは一体どういうことだったのだろうか、と素直に考え込めるような描写はごく僅かで、今のはなぜそうなった?と首を傾げざるを得ないシーンが多かった。
それでも現場では血が流れないクライムというのはそれはそれで面白い面もあった。
存分に楽しめたという方からは作品の魅力を是非聞いてみたいと思うような作品であった。
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