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インサイド・マンのfishmuttonのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
3.5
デンゼル・ワシントン主演の良作サスペンス。
疲れてるときに観てしまってちょいちょい止めたけど、スリルがあって楽しかった。

銀行で人質事件が発生。内部の様子が分からないなか、交渉役の刑事は人質解放と事態の収束を目指す。
警察サイドと犯人の駆け引き・心理戦が見所。
転んでもただでは起きないキレ者刑事×冷静沈着な銀行強盗×黒い富豪+野心家で合理主義の弁護士

スッキリさっぱり終わるわけではないが、観ているこっちも"してやられた"となる小気味良さがある。
トリックがシンプルなのがよい。

NY市警の人種差別的発言にうわーと思った。
警察官の「若くして死ぬより、人種差別をして長生きしたい」ってセリフが、アメリカ警察官の現状を表しているようだと思った。

一応、それぞれ欲しい物は手に入れた感じなのかな。
犯人たちは今頃どうしているのだろうか。
NYの野心家の多いこと。
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