ムック829

パルプ・フィクションのムック829のレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0
職場の同僚に「パルプフィクションを観たけど、何が面白いのか分からなかった」と言われまして。
私は「時系列を弄っているのが斬新だったんじゃない?」としか答えられず。
ストーリーをほとんど忘れていたこともあり、久々に鑑賞して確認することに。

ふむ…確かに何が面白いのか分からない笑。時系列を弄って最初と最後が繋がっているのは分かる。
色々あってサミュエル・L・ジャクソンが人生を達観し、強盗カップルの運命が変わったのはまあ、面白いとは思う。
でも具体的にどこが面白いかと言われると…わからない!でもなぜか面白いと感じるのは確かで。

で、どこが面白かったのかよーく考えてみたんですが、個人的にはジョン・トラボルタなのかなと。
「ミルクシェイクが5ドルは高いだろ」と言い、飲んでみて「めちゃめちゃ美味いじゃねーか!納得」とか。
表情は全然楽しそうじゃないのに、かなりノリノリでダンスをこなすところとか。
肩で風を切ってノシノシと歩く独特な動きとか。ハンバーガーの無駄話とか。
最後店内を見回してから短パンに銃をしまうところが、サミュエル・L・ジャクソンと完全にシンクロしてたりとか。

時系列弄りだけでなく、なぜか面白いと感じさせるのが凄いんじゃない?という結論に達したのでした。
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