ぼとる

パルプ・フィクションのぼとるのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.8
タランティーノ節全開の力作。なんの変哲もない会話劇から繰り広げられていく、画の迫力と緊迫感、俳優たちの演技力が凄まじかった。

物語性、テーマ性なんてものはもはや皆無。何気ない会話を長く画として残しつつ、マフィアの動向や仕事をゆったりと見せることで「起こりそうにないけど起こりうるリアルさ」を演出していた。バシッと決める一発の力がとてつもなく強く、ずっとその美徳が衰えず、終始渾身だった。
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