RIO

パルプ・フィクションのRIOのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.3
あるギャングを取り巻く人々の物語がオムニバス形式で綴られる。

めちゃくちゃ面白かった〜!!!
昔観た「キル・ビル」にあまり入り込めずタランティーノ作品は敬遠してたのですが、最近アクションやクライム映画も好むようになってきたので初鑑賞。くだらないのに小気味良い会話がセンス抜群、登場人物の愛しさなど含め最高の世界観で、さすが多くの人に愛されるだけある作品でした。

洋画に心踊る憧れ要因の詰め込み具合や監督のセンスが溢れる描写をただただ楽しんでいたのですが、最後まで掴み所のない作風はどこか掌で踊らされているようでもありました。後から調べてみると色んな小ネタや解釈が出てきて感心することばかり。人によって様々な解釈や楽しみ方が出来そうな今作、わたしも自分なりに消化できるともっと愛せるんだろうなと思いました。

終始引き込まれたのは、名優たちが繰り広げるセンス良い会話・登場人物のキャラクター性に加え、抜群のチョイスとタイミングで挟まれる音楽たち。特に最初の♪Misirlouがかかるタイミングのかっこよさには痺れました!
ヴィンセントとミアがデートしたアメリカンレストランも最高だったな〜死ぬほど行きたいです。
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