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パルプ・フィクションのhanaのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.3
久々の鑑賞。

映画の魅力にハマった大学時代に出会って衝撃を受けた作品。当時はユマ・サーマンとジョン・トラボルタのエピソードが大好きで、ツイストダンス🕺を繰り返し観ました。

タランティーノの一見破茶滅茶に見えて根本で全て繋がってるサプライズは、観る度に新たな発見がありエンタメ作品として見応え抜群。名シーンの連続に色褪せないかっこ良さはいつ観ても健在。

エピソードや見所が盛り沢山なため、自分にハマるシーンが一つは見つけられる筈。ブルース・ウィルスの懐中時計に絡めたストーリーの纏め方や、ティム・ロスと彼女の雑談からトラブル実行までの道のり等に今回も痺れました。

ジョン・トラボルタとサミュエル・ジャクソンが仕事中に交わすシュールな雑談も相変わらず面白かった。奇跡の連続により命を救われてから人生観が変わったサミュエルと、勘弁してくれと言わんばかりの冷静なジョンとの温度差に笑った。

トゥルー・ロマンスに匹敵する位配役が豪華な所も必見。脇の脇役にクリストファー・ウォーケンやハーヴェイ・カイテルを呼べる監督が凄い。お楽しみは、タランティーノ監督本人がガッツリ出演している所(笑)

本作を観たら「レザボアドッグス」を再鑑賞したくなりました。カッコ良かった事以外が思い出せないので、初見に近い感覚で観れそう。楽しみです。
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