ロビン

パルプ・フィクションのロビンのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0
再鑑賞
とにかくまずジャケ写がカッコ良過ぎる!

おそらく20年近く前に観てて、「なんかシャレた映画だなー」という印象だけ残ってて具体的なストーリーはすっかり忘れている状態で鑑賞(さすがに時系列をバラバラにして描いた作品といことは憶えていたけれど)。

タイトル通り荒唐無稽な話のザッピング。
今更だけど、やっぱりシャレた映画だし、イカれた部分も無駄な話も内容は特にないのもかっこいい。
なのに話の組み立てがオシャレで、時系列バラバラにしてるのもオシャレに感じちゃう。
やられた感でいっぱい。

公開当時の出演俳優陣の印象は個人的には「サタデーナイトフィーバー」以後久々に復活した悪役で、その上ちょっと太っちゃったトラボルタにちょっと驚く。
サミュエル・L・ジャクソンとユマ・サーマンはこの映画では、はじめ「誰?」的な感じだったのに出世作となるくらい圧倒的な存在感。
脚本とキャスティングと時系列入れ替えの妙で面白くないはずがない。

そしてなんだかんだ一番好きなシーンは、 トラボルタとユマ・サーマンのツイスを踊るシーン!

それと時系列をバラバラにして描くというのは、公開当時としてはめちゃめちゃ斬新でクリストファー・ノーラン監督の「メメント」をはじめ色々な作品に影響を与えたんだと思う。
ロビン

ロビン