てっぽ

闇のカーニバルのてっぽのレビュー・感想・評価

闇のカーニバル(1981年製作の映画)
4.0
山本政志の初期監督作品
全編を通してモノクロームの世界
数回だけカラーになる。
主演の太田久美がそこらへんの野郎なんかよりよっぽどトッポい
じゃがたらの江戸アケミ・EBBY、ジュネ、BOY(SPEED)などもライブシーンでちょこっと出てくる。
ミチロウは殴られ役…。
音楽はコクシネルやじゃがたら
80年代の新宿の昼と夜
音楽と暴力とクスリとエロス…。
尋常じゃない大都会の狂気が

夜の公園でホモが行為中に勢い余って首を絞めて相手を殺して逃げる…その現場に物取りの連中が死体の金品を巻き上げ、まるで儀式の様に情死の様を首吊り自殺に偽装し、その男の尊厳を守ってやる…
太田久美も野郎にボコボコにされ、堕胎をする
これらが新宿の夜に起きた闇のカーニバルなのか⁈

ずいぶんと昔にDVDを買って…。
やっと観ました。
もっと早く見たら良かった。
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