きー坊

K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝のきー坊のレビュー・感想・評価

3.0
2020年35本目。学生時代に見たはずだけど、怪人二十面相モチーフの話だったはず以外の記憶が特にないので、やはりほぼ初見に近い状態🤦‍♀️金城武作品を改めてレビューしておきたかったのもあり、鑑賞📽

第二次世界大戦を回避した日本の架空都市・帝都が物語の舞台。極端な格差社会が生まれ、恋愛も職業選択も自由ではない状況のなか、富裕層を狙う怪人二十面相がエネルギー装置・テスラ装置の強奪を宣言。そのテスラ装置を巡って、怪人二十面相と、濡れ衣を着せられたサーカス団団員・遠藤平吉が対決するお話💬
VFXはもちろん、金城武が魅せてくれるアクションなど、見応えある映画だったなと思う🧐

【印象に残った点】
1.平吉の道具
スパイダーマンみたいな道具が出てきて、帝都の街を縦横無尽に駆け抜ける様は、見ていてワクワクした😇

2.松たか子のお嬢様役
やはり品性を保ちながらも、逞しい女性を演じると映える方だなと思いながら見ていた👏これが『告白』以前の作品だったというのもちょっと意外だった😳

3.昭和期っぽい街並み
セットなのか実際の建物使用したのか分からないけど、平吉が泥棒修行で駆け抜けるシーンの街並みが昭和っぽくて良かった。調べてみたら北九州とか大牟田あたりを中心に、一部上海で撮影したものもあるみたいだから、ロケ地行ってみたいなと思った💭
VFXは山崎貴さんかと思いきや、製作協力くらいのポジションだったのは意外だった😳でも、当時の邦画では見事なVFXだったのでは🧐

4.「この人出てたんだ」が満載
松重豊さんや要潤さんもそうだけど、ドラマでバイプレーヤーとして登場する飯田基祐さんや高橋努さんも出演していたのかとビックリした。あと、3年A組で生徒役の1人として出演していた今井悠貴くんも子役時代に出演しているので、この人出てたんだなという発見が多い映画だった🧐

平吉と葉子の淡い関係性も良かったし、仲村トオルの明智小五郎も格好良かった👏ただ、序盤をもう少しコンパクトにしたら、サクッと見られる映画だったのではと感じる💭
個人的には、金城武の良さを堪能する映画だった🎬
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