なんで、このタイミングでピンポンなのか?
曽利監督のネガティブなイメージをリセットするためです
2000年代の邦画ってだけで、もうノスタルジック
あ〜歳取った
当時、本作で曽利監督に感じたのはCGを上手く作品に組み込み
スピード感のある演出で洗練された映像といったものだった
あらためて観てみると実はこのテンポ良く感じるそれは
監督の演出というよりは
クドカンの脚本とSUPERCARのサウンドによるものなのではと思えてくる
キャストにしても、絶頂期の窪塚洋介を筆頭に井浦新、中村獅童、大倉孝二といった
監督の演技指導が微妙でも圧倒的個性と振り切れる演技で安定の座組み
脇に夏木マリ、竹中直人という濃いメンツ
そして多くの大人計画メンバー
監督の演技指導などが無くても個々の実力だけである程度のものにはなりそうである
曽利監督が得意とするCG合成についても当時の邦画としては適任だったのかもしれない
どちらかというと特技監督のような
CGっぽさが気になるシーンについても
前年のヒット作「少林サッカー」で面白ければそこらへんは許容できる感覚になっていたのかも
思い出補正はあるかもしれないが
今見ても楽しめる傑作です
ただ、まあ明日鑑賞予定の「復讐者スカー」に対しては何一つ不安は解消していません
そこんとこよろしくっ!