この頃の窪塚洋介といえば、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』、映画『GO』や『狂気の桜』の圧倒的存在感でまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったと思う。
本作でもかの有名な｢アイ キャン フラァァァイ！｣の台詞と共に橋から飛び降りるという離れ業をやってのける。(なお、後にリアルにマンションから飛び降りるも、命に別状無しという本当の離れ業もやってのける。)
この間『ミックス。』を観た時にこれを思い出して久しぶりに鑑賞。当時の面白さは色褪せず、楽しめた。
夏木マリが渋くて良い。スマイル(ARATA)カッコ良すぎ。
単純に勝った負けただけではなくて、負けた方の心情描写が上手いのも良い。
あとは音楽が心地良い。この頃って、ピコピコ音というかエレクトロ系が流行ってた記憶があって、本作はスーパーカーが創る音楽がとてもマッチしている。
