らびゅ

ヒトラー 〜最期の12日間〜のらびゅのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
4.5
街が戦争で焼かれている最中行われるパーティーの狂気、一切の罪も無いのに心中を強いられる幼い子供たち、迫力ある戦闘シーン、絶対だった総統とその"妻"をこの世から抹消する重臣。何もかもが恐ろしかった。衝撃だった。敵兵の中を進むと決めた秘書と残ることを決めた秘書、一瞬の選択が自分の生死に繋がる緊迫した状況で誰もが冷静でいられるはずがない。
登場人物が多く予備知識がないと混乱してしまうなという印象。ただ、一人一人にスポットを当て細やかに描かれている。
戦争は誰が悪者なのか?正義なのか?見る映画、視点によって大きく変わってくるので沢山の映画を見て自分なりの考察をしていきたい、そう思えた映画。