ヒトラー 〜最期の12日間〜の作品情報・感想・評価

「ヒトラー 〜最期の12日間〜」に投稿された感想・評価

聖

聖の感想・評価

4.0
敗戦を目の前にしたカオス。
酒飲んで乱痴気騒ぎでもしなきゃ正気を保てないのもわかる。

中にはその流れに入っていかない人間も。
生きることを諦めない者と、国民の支持を背負った国のトップだ。

上層部の連中は、尊厳のある死を選ぶこともできた。だが、市民はソ連軍、もしくは同じドイツ国民であるSSに殺される。ゴミクズのように。

なんなんだ、戦争って。
こんなことやってちゃいけないんだ。
繰り返しちゃあならない。
そう思わせてくれる、悪夢のような2時間半。

右傾化している今の日本、そして日本人にこの作品は必要だと思った。塚本晋也版「野火」と今作は、多くの人に見て欲しい。








一点、ニコニコ動画で例のシーンを何十回と見てきたせいで、話の流れ関係なく笑ってしまった箇所があったことが心底悔しい…!!
光琴

光琴の感想・評価

4.5
死があまりにも身近な時代
リモ

リモの感想・評価

3.5
人と怪物の表裏一体

誰もがこんな人格になるかも知れない恐怖
ナチス側、敵側、頑張れっていう映画じゃなくて
ナチス側(ヒトラー中心)の最後の12日間をただただ描いた映画。
史実に忠実かは置いといて、よく作られている映画でした。ナチス側の歴史を見せられている感じ。
いろんな人目線で映画が作られているから、すごく考えさせられる
世間的には、ナチスは残酷で残忍で酷いことしかしていないイメージだが
そのナチス内でも裏切りや逃亡が渦巻き、
またヒトラーは、身近な女性には優しかったり犬を大切にしていたりと知らなかった一面があって複雑な気分になる
追い込まれているヒトラーが日に日にやつれていく演技が物凄いし、
周りの将軍達の迫力のある演技もすごい
心に残る映画です
妄信と同調圧力と権威主義と劣等感。
とにかく人間として最悪な状態とは何かを徹底して一人の人格に集約させる。イスラエルからはまだまだ美化していると批判もあったと聞くが、丁寧に神経使ってあらゆるヒトラーからは人間性を排除していると思う。結婚や友情すらも。
つまりドイツはこの一人に歴史の汚点と責任のかなりの部分を背負わせることで立ち直ったかのようにも解釈できそうな最後の最後で、当の原作者から語られるすべてのドイツ国民の責任があると語られる。これを相対化、共有化できるかどうか。日本との差がありありと見れた。翻って責任の所在の問題提起がいまだにできない日本のふがいなさは、「かつての空気」としてしか責任主体をとらえようがなかったところにその不幸がある。いまだに、だ。
ベルリンの戦闘シーン以外はほぼシェルターのごとき総統官邸でストーリーは進んでいく。この閉塞感と絶えない爆撃の音で狂気がつづられていく演出が見事。
ChibaAkira

ChibaAkiraの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦っても結局なにも生まれなかったっぽい。
yama

yamaの感想・評価

3.4
似てる。
人間を感じたけど、いかんせん登場人物が馴染みのないドイツの名前であまり覚えられなかったし背景知識の不十分さが残念…
ヒトラーとその周辺人物の最後を描いた映画。ナチスと聞くと非常にヒトラーに盲信的なイメージがあったが、降伏を勧告する人、避難する人など色々な考えが入り乱れているのが印象的だった。
映画の大部分は地下での会議場面だが、出演者の演技が素晴らしく、緊迫感が伝わり退屈しなかった。
あくまでヒトラーの周辺が話の中心の為、戦闘場面は少なく、人によっては少し退屈かも知れない。またヒトラー以外の周辺人物も沢山出てくるが、説明は一切無いため、少し勉強した方が楽しめる。
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