好きと言っていいでしょう

パリの恋人の好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

パリの恋人(1957年製作の映画)
3.7
オードリーヘップバーンの七変化が楽しめる映画でした。

フレッドアステアのダンスを見たのは初めてですが、ダンスを見れるという意味では貴重な映画なんでしょうね。

雨に唄えばと同じ監督だけあって、見せ場のダンスシーンはさすがです。この時代の映画は、俳優が全力で楽しそうに踊っているのが良いですね。足さばきとか凄いです。

キスも突然するので、結構展開が雑なところもありますが、最後まで楽しいミュージカルでした。

モノクロからカラーへと移行しつつある時代だから、あえてピンクや黄色など派手な色彩に拘っているのかなとも思いました。

オードリーヘップバーンは、ある人に見出されて綺麗な女性に変わっていくのや、男性に縛られたくないという意思を持っている役が本当に多いですね。