まいとん

蜘蛛巣城のまいとんのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
4.5
映画ラストのまさに森が動き始めてから(どうやって撮ったんだろう)弓矢で蜂の巣にされるまでのシーンは何度見てもすごい。
映像表現のある種の到達点ではないだろうか。
テンポがゆっくりした映画だがラスト数分の畳み掛けで印象がガラッとひっくり返る。
三船敏郎の怯えっぷりも演技の範疇を超えている。
そして音の効果も絶大である。
まさに総合芸術だ。