ハシオ

蜘蛛巣城のハシオのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
3.5
本作は、1957年(昭和32年)に公開された黒澤明作品。
シェイクスピアの戯曲『マクベス』を日本の戦国時代に置き換えた作品で、
主人公の三船敏郎演じる鷲津武時が無数の矢を浴びるシーンは滅茶苦茶有名で、私もそれは知っていました。

で、そのラストも凄かったのだが映画を見て強烈だったのは鷲津武時の妻・浅茅(山田五十鈴)の怖さ(笑)
暗闇からㇴっと出てくるシーンなんてホラーだよ。
あと、伝統芸能である「能」を盛り込んだ演出も、この作品の芸術性を上げている気がする。
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