蜘蛛巣城の作品情報・感想・評価

「蜘蛛巣城」に投稿された感想・評価

こうた

こうたの感想・評価

5.0
何回見ても、三船敏郎の迫力がすごい。
これはマクベスにかなり忠実にやっているという。原作がわかるかどうかでやや変わってくるかもしれない。お話はそんなに印象的ではなかったけど、絵的にはホント芸術的な美しい絵が多い。
ラストの矢は有名なシーン。あれも、本物だったそうで、それも凄い話だ。首に貫通していたりしていたが、あれはどうやったんだ?

読み方は「くものすじょう」このタイトルがすでにセンス抜群ですね。
さすが黒沢映画。展開や描写はさすがの一言。三船の演技も去ることながら、妻と老婆の演技が良かった。ただ、少しあらすじを理解するのに時間がかかり、昔の映画あるあるの何をいってるのか聞き取れないところが多いのが残念。
食パン

食パンの感想・評価

3.0
冒頭の森のシーンで「あっこれマクベスだな…」と思ったのですが、マクベス30ページくらいしか読んでないので本当にマクベスなのかは判りません。まあマクベスらしいんですが。

いかにも日本的な演出、静寂、無言、序破急の緩急。美術セットの異次元なスケール。独創的な映画だあ。これがあっての『怪談』なのかしらん。
ゆき

ゆきの感想・評価

4.1
圧巻のラストと余韻!
欲を出し過ぎると良くないねぇ。
「マクベス」の武士バージョン。モノクロ。躍動と静止の対比が絶妙。

武士が山中、もののけに会い、予言が…あぁ、欲でちゃう。
奥方 山田五十鈴の陰ながらグイグイくる感じと、怖い能面顔。
三船敏郎は顔の濃さが演技の迫力と相まって、ガツガツ!

途中の鳥の大群の不気味さとか、霧の中の不穏な状況とか~モヤモヤだらけです。ただひとつ惜しい…字幕欲しい。

このレビューはネタバレを含みます

能の異次元感ですね。
ROY

ROYの感想・評価

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蜘蛛手の森の物の怪
Kohji

Kohjiの感想・評価

4.0
数あるマクベス映画のなかの最高傑作
色々すごい映画で、はえーって感心しながら見れるんだけど、無茶苦茶重大な欠点がある。
何喋ってるか聞き取れない・・・。特に叫んでるシーンなんて全然分からん。話の流れで脳内補完しながら見てた。
用心棒とか椿三十郎とか聞き取りにくいところもあったけど、今作は特に聞き取りにくい。字幕が欲しい・・・。
Ryo

Ryoの感想・評価

3.7
初めのモノノケ爺さんのびっくりするくらいの長回しが本当に不気味で怖い。
黒澤映画は意味のある間が笑っちゃうくらいおもしろい。
今作はとにかく脚本が良くできている奥さんの手洗い伏線、突然の話の展開。
三船敏郎の目ヂカラ、顔芸、表情が力強い。黒澤映画は煙と風使いすぎ、西部劇見過ぎや。ええねんけど別に。
山田五十鈴の不気味な奥さん役もかなりの名演技。不敵な笑い声。奥の部屋の暗闇に消えていき、暗闇から突然姿を表すシーンが本当にトラウマ級に怖い。しょうもないホラー映画の何倍も怖い。
本当にカラーで見てみたい。時代背景的に白黒映画なのは仕方ないことやけど、流石に、長く感じる。カラーで戦国モノならもっともっとこの映画はポテンシャルを秘めている。
三船敏郎の顔芸映画。
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