このレビューはネタバレを含みます
見終わった後にシェイクスピアのマクベスを基にしていることを知って納得。
めちゃくちゃ上手く戦国時代に落とし込まれている。
マクベスは海外の話なのでいまいちピンとこないけど、蜘蛛の巣城ではわかりやす…
シェイクスピアの戯曲「マクベス」を黒澤明監督が日本の戦国時代に翻案。
能の様式美とラストの無数の弓矢が放たれるシーンが話題に。
モノクロ、スタンダード。
(1957、110分)。
戦国時代。
武将…
【門】
黒澤明の有名な映画だけど、たぶん40年ぶりくらいにBSで再鑑賞。
前回はリバイバルの黒澤特集をどこかの映画館で見た記憶が。
ただし、映画の内容はほぼ忘れていました。
シェイクスピアの『マ…
これぞクロサワ!「乱」を彷彿とさせる壮大なスケール。疑心暗鬼、葛藤、狂気。権力者を意のままに操り、翻弄する奥方は怖い。蜘蛛巣城という不気味さの中、追い込まれてゆく三船の熱演は凄まじくも素晴らしい。ま…
>>続きを読む手の内を声高らかに明かすのは拙いのではハラハラ 言霊はあるんだよ気をつけてハラハラ
物の怪の言葉を信じ行動を起こさなければ違った意味でその通りになったやもしれぬぞ、奥方の物言いは強烈でおかしくなりそ…
マクベスの翻案
魔女が山姥になるなど、日本の昔話として違和感が無い
お告げによって狂ったのか、お告げが無くてもこうなっていたのか...
最初は笑い合う関係だった2人が徐々に権力争いに溺れていく様が…