大木茂

グラン・プリの大木茂のレビュー・感想・評価

グラン・プリ(1966年製作の映画)
3.3
やっぱり昔の映画だから登場人物の顔がちょっと同じに見えちゃって最初は判別しにくい…

なんとなく
三船敏郎と組む主人公レーサーと
その主人公にトラブルで怪我を負わされ通い合ってない奥さんを取られそうになる兄の幻影を追う二番手
フェラーリと契約するかつての老レーサー
そして若い女を連れまわす新人
と基本4人で構成されていて妻や奥さん、愛人、彼女とレーサーの行く末並みに定まらん関係が多い

人生背負っちゃってるから一人一人のバックを4人分描写するから少しばかり中だるみするが
運転手視点のレース走行は今観ても迫力があるし大会も多いので結末が分からない楽しみもある

分割画面による回想などスピード感を保ちつつ感情移入出来る構成は今でも新鮮だった
大木茂

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