はると

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島のはるとのレビュー・感想・評価

3.6
あらすじ↓
ペベンシー兄妹のエドマンドとルーシーは、兄ピーターと姉スーザンのアメリカ滞在中、意地悪ないとこ・ユースチスの家に預けられる。そんなある日、壁にかかっていた船の絵画を見ていた3人は、ナルニアの海に導かれる。そこではカスピアン王子やネズミの騎士リーピチープが神秘の島々をめぐる旅をしているところだった。一行は光を奪われたナルニアを守り、友人アスランと再会を果たすため、海の果てを目指す。

感想↓
2023年 95本目の映画。

1作目はクローゼット、2作目は今作は駅、そして3作目の今作はなんと、部屋に飾ってある海の絵から本当の海に行けてしまうという夢のようなスタート。初めてこの映画を観たのがまだ小さい頃だったのもあって内容はあまり覚えていなかったが、そのシーンはしっかり記憶にあった。

今作も面白くなくはないんだろうけど、あの1作目があったことによって面白さが減っている気がする。勝手にハードルを上げてしまう自分も悪いかもしれないけど。そして、なんと言っても前作までいた、兄ピーターと姉スーザンがあまり出てこないことも個人的には残念だった。

ただ、ナルニアはやっぱり夢を与えてくれる映画だし、今作で制作が打ち切りになったというのはとても残念。この映画のラストシーンでは、ナルニアから家に帰るという寂しさと共に、このシリーズ自体も終わりなのかと思って悲しくなった。
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