ターミナルのエリのネタバレレビュー・内容・結末

出国後、祖国が実質消失してしまったナボルスキーという男性。帰国も出国もできず、空港に留まるように言われ彼は長い間待ち続ける。
最初は何も悪いことしてない主人公がなぜこんな目に！？ってひたすらかわいそう。言葉は通じないし空港の人たちも冷たいし。でも彼はめげずにどんどん空港に馴染んでいき、その人柄から周囲に味方が増えていく描写は観ていて気持ちがよかった。フォレスト・ガンプを観たあとだからどうしても主人公がかぶる！トム・ハンクスだしタイプが似てるしね。
最後の空港を出るときにみんなが協力してくれる流れは胸が熱くなりました。ロマンスがありながらも最終的にはうまくいかないのはこれぞ人生…って感じでそこもよかった。でもディクソンとは完全和解してほしかったなぁ。ディクソンがどんどん嫌なやつになって最後は一人で悪者になってしまうのは切なかった。
この寒い時期に観れてよかった！また冬に観たい映画の一つになりました。