意志ある者には、信頼が集まる…
スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の空港ヒューマンドラマ。愚直で誠実な男やらしたら、ハンクスさんの右に出る者はいない!ってくらいハマり役( ^ω^ )
◎ストーリー
ケネディ国際空港に1人の男が降り立つ。名はヴィクター・ナボルスキー。しかし、彼の祖国クラコウジアで軍事クーデターが発生。一転、国を持たぬ男になり空港で立ち往生するハメに。いつになったらアメリカへ入れるのか?誰もが落胆する中彼は前向きに物事を捉えようとする。そんな孤独だが、真面目な男が巻き起こす奇跡とは…
ハンクスさんとスピルバーグのタッグってやっぱり最強。2時間以上あるのに、無駄なシーンないし、今までの過程全部含めての感動が、泣けるけどなんか清々しい。気持ちよく泣ける。
そんで今作でもまた、ハンクスさんの演技力の高さが垣間見えた。まじでクラコウジア人にしか見えへん。だんだん成長していく様子みてると、ほんまにナボルスキーという男が実在するかのよう。彼の能力は底なしなのかもしれない。
空港だけが舞台やのに、そこでの出会いがまた素晴らしい。誠実な人には、人が集まるし、誠実を貫けば誰かが見てくれてる。一見綺麗事に思えるけど、そういうことを本気で信じられる映画。特にポーカー仲間の3人が最高すぎる。
クラッカーにケチャップとか挟むの可愛そうやなぁ思ってたら、カートで稼いでバーガー🍔( ^ω^ )そうこうしてたら、手に職つけて、どんどんありえへんくなってくるけど微笑ましいなぁ、ナボルスキー。
なーんか明確な悪者がいないのも良かったな。程よく無関心な人たちがリアルで、ありえん展開と良い感じに折衷してた。
そんな中でもおもろかったのは、ゾーイ・サルダナ( ^ω^ )「スタートレック」のファンっていう下り笑うやろ!
こういう風に泣けるんやけど、大部分はゆるく笑いながら観れるのが良いところですね。
ジョーンズさんは相変わらずお綺麗で、音楽はジョン・ウィリアムズで、最後まで至れり尽くせり。
なんか心がほっと落ち着く映画です。
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