マツモトタクシー

きっと ここが帰る場所のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)
4.7
ショーン・ペン主演作品

かつてロック・スターだったシャイアンはアイルランドのダブリンで妻や犬と暮らしている🇮🇪
金に困っていないシャイアンはロック・スター時代のメイクや服装のまま隠居生活を送っている

近所のロック少女メアリーや非ハンサムだが女に不自由しないジェフリーなど交流があるのはごく限られた人達

アメリカに住む30年以上会っていない父親が危篤との連絡が入る
飛行機に乗れないシャイアンは船で向かうが時間がかかり臨終には間に合わなかった

葬儀後ホロコーストを生き延びた父親が辱しめを受けたナチの残党SS隊員ランゲを執拗に捜索していたことを聞かされる
父に代わってランゲを探す旅に出るシャイアンだった。。







以下ネタバレ


ショーン・ペンの出で立ちが
ドラッグ・クイーン❓
はたまたシザー・ハンズ❓
物語が進むにつれイギリスのバンド「CURE」のボーカルの方の自伝❓なんて思いながら観た😁


亡き父の想いを叶える為に奔走するリベンジ・ロード・ムービー🎥

何となく手に取りショーン・ペンこういう作品もあるんだと思いレンタル💿

これ隠れた名作じゃないですかね😃
余り知られていないラーメン屋さん🍜やbar🍸発見した気分です☺️

ショーン・ペンのキャラが立ちすぎて話が入ってこないかも知れませんが😁
前半部分はダブリンでの生活ぶり
後半は戦犯を探す旅

非常にゆったりと言葉を話すそしてシニカル
セリフが洒落ていてやり取りが面白い
またストーリーのヒントがさりげなく映され後の会話にふっと出てきたりでながら観だと見逃すのでかなり集中が必要かも
あぁ、あのセリフこういう意味かとか
この場面そういうことだったのかとか
ハッキリとじゃなくさらっといくのがまた好いです☺️

そしてショッキングなラストへ
この最後は意見が分かれると思うのでカフェで1時間位話せそう😁

脇役も個性豊か
ハリー・ディーン・スタントンさんやU2のボノの娘イヴ・ヒューソンさん
そして音楽と出演もこなすトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンは本人の役そのまま🎵

ショーン・ペン「MILK」や「I am Sam」の名作を始め「In to the wild」では制作だったですかね
素晴らしい映画人ですね📽️
この作品の演技も👍👍👍