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飾窓の女の一のレビュー・感想・評価

飾窓の女(1944年製作の映画)
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こないだ読んだジジェクの本に言及があったな~と思って読み返してみた。
「この映画が言わんとしているのは、観客を慰めるような、『あれはただの夢だったのだ。私はみんなと同じように正常人であり、人殺しではない』といったことではなく、むしろ、無意識においては、つまり欲望の〈現実界〉においては、われわれはみんな人殺しなのだ、ということである。」
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